2009年3月27日金曜日

ソーラー充電器5号機

今回はソーラー充電器の5号機を紹介します。

>製作の背景
ソーラー充電器4号機同様、せっかく製作した「ソーラー門灯」をあまり使わなかったので、その太陽電池を活用するためにこの「ソーラー充電器5号機」を製作しました。
(「ソーラー門灯」は2個製作した。)
また、ソーラー充電器4号機で単4型電池を充電する際は、電池をアダプター(スペーサー)に入れる必要があり、少し不便に感じていたというのもあります。
(電池をアダプターに入れると、ソーラー充電器の電池BOXから取り出すのが面倒になる。)
つまり、
  • ソーラー門灯の太陽電池の有効活用。
  • 単4型電池を充電する際の不便の解消。
が、この「ソーラー充電器5号機」製作の動機です。

>構成
「ETM-250 2V」という中国製の太陽電池モジュールを3つ直列に接続し、6Vの出力を得ています。
それを単3型4本用(直列接続)と単4型4本用(直列接続)の電池BOXに直結しています。
この5号機も、本体はアルミ板を曲げて製作しました。
5号機には15cm角、厚さ1mmのアルミ板を使用しました。

>ソーラー門灯
「ソーラー門灯」は「ETM-250 2V」を2つ直列に接続して4Vの出力電圧を得て、それで3本直列接続したニカド電池を充電していました。白色LEDを使用したので、3.6Vの電圧が欲しかったからです。
しかし、太陽電池からの出力電圧が4Vだと電圧が不足して電池を十分に充電できていなかったようです。充電にあたってはニカド電池又はニッケル水素蓄電池1セルにつき、太陽電池は3セル直列、1.5Vの電圧が必要なようです。
この「ソーラー充電器5号機」と前回紹介した「ソーラー充電器4号機」の製作にあたり、6Vの出力電圧を得るために「ETM-250 2V」をそれぞれ1枚ずつ買い足して直列に接続しました。

>使用した太陽電池
ソーラー充電器4号機とソーラー充電器5号機は「ETM-250 2V」という中国製の太陽電池モジュールを使用しています。しかし、現在ではこの品番の太陽電池は入手しづらく、私は通販を利用しました。
(「ソーラー門灯」製作当時は比較的入手しやすかった。)
このブログをご覧の皆様が再現される際は、入手のしやすさからELEKITか田宮模型の太陽電池を推奨します。
ETMシリーズの太陽電池は、供給の安定性に難があるのでお勧めできません。

>使用実績
このソーラー充電器5号機も、4号機と共に現在使用中です。
製作目的の通り、単4型4本を充電するときに5号機を使用する場合が多いです。

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